日本経済は、2024年1~3月期GDP(1次速報)に2四半期ぶりにマイナス成長となりました。自動車の生産停止の影響が大きいものの、消費が4期連続のマイナスとなるなど、内需中心に回復に足踏みがみられます。海外経済は、米国は消費を中心に堅調が続いています。欧州は回復の足踏みが続いていますが、1~3月期GDPはプラス成長となりました。中国は財消費や住宅投資など一部に弱さがみられるものの、サービスなどで持ち直しています。
産業面では、今月は非製造業を取り上げました。人出の増加や値上げにより、外食やインバウンドでは回復が継続しています。また、不動産では引き続き賃料上昇の動きがみられました。一方で、小売は前年比プラスが続いていますが伸び率は縮小しており、電力は節電志向により低位横ばいとなりました。
トピックスとしては、「成長の重荷となる人手不足」を取り上げました。
6月号 コンテンツ概要 | |
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