No.419 日本のコンテナ航路拡大に向けた 「個性」と「磨き上げ」による地方港戦略

日本では、新型コロナによる国際物流の混乱や米中対立などの地政学的なリスクの影響により、欧米との直航航路である基幹航路の重要性が再認識されています。一方で、日本の基幹航路の寄港回数は年々減少しています。日本では、「国際コンテナ戦略港湾政策」など、主要港を中心に様々な施策に取り組んでいますが、地方港が果たす役割も重要だと考えます。
本稿では、日本のコンテナ港湾の状況の整理と直航航路の維持・拡大に向けた「地方港のあり方」について考察しました。