スタジアム・アリーナがもたらす社会的価値の可視化・定量化~パナソニックスタジアム吹田を対象とした調査研究~

 DBJはこれまで、地域に根ざしたスタジアム・アリーナの考え方として「スマート・ベニュー(R)」の提唱や、等々力陸上競技場と川崎フロンターレを対象としたケーススタディを通じてスポーツ産業の社会的価値の可視化に取り組んだ「スタジアム・アリーナおよびスポーツチームがもたらす社会的価値の可視化・定量化調査 」等を通じ、スポーツ産業の社会的価値に注目した取り組みを推進してきました。

 当レポートは、スタジアム・アリーナの社会的価値を、公的資金の投入における説明根拠やステークホルダーの意思決定等においても活用可能なものにすべく、金銭価値で客観的に評価する手法を検討するため調査を行ったレポートです。パナソニックスタジアム吹田を対象とした効果測定を実際に行い、建設および運営にかかる費用に見合った社会的価値が創出されることを確認いたしました。