最近の経済動向2024年12月

 日本経済は、2024年7~9月期GDPが、設備投資がマイナスとなったものの、消費が2期連続で増加したことなどにより、前期比年率0.9%増とプラス成長を維持しました。24年に入り実質雇用者報酬に持ち直しの動きがみられる中、消費も上向きつつあり、日本経済は緩やかな回復の動きがみられます。
 海外経済は、米国は足元で雇用が減速基調となるものの、消費を中心に緩やかな成長が続いています。欧州はインフレの鈍化や利下げなどにより、緩やかに回復しています。中国は年初にみられた成長の勢いが弱まり、持ち直しが緩やかになっています。