最近の経済動向2025年4月

 日本経済は、2024年10~12月期GDP(2次速報)が、消費がほぼ横ばいとなったものの、輸入の減少や輸出の増加ほか、設備投資もプラスに転じ、前期比年率2.2%増となりました。日本経済は、3四半期連続でプラス成長となり、緩やかな回復の動きがみられます。
 海外経済は、米国は労働市場が足元でやや減速するものの堅調を維持し、消費を中心に堅調な成長が続いています。欧州は小売売上高など消費の一服はあるものの、インフレ鈍化などにより緩やかに回復しています。中国は政策支援などを受け、持ち直しの兆しがみられます。