当調査では、リニア開通や名駅再開発により中心性が向上すると予想される名古屋駅及びその周辺に位置する主要エリア(名駅地区・栄地区・金山地区等)について、現状の特徴や今後の可能性を整理することを目的に、オフィスや商業施設を含めた再開発が計画される不動産供給サイド、リニア開通により名古屋駅利用者数が増加した場合の不動産需要サイドの両視点から分析しました。なお、不動産需要サイドの分析では人流データの利用を試行しました。人流データは、需要属性(国内居住者は勤務者または来街者の性別や年代ごとに時間帯または平日・休日別、訪日外国人は来街者の国籍ごとに時間帯または平日・休日別)を詳細なエリア区分ごとに把握できることや、国内居住者のエリア間の移動量といった情報を把握することが可能なため、その特性を活かした分析を行っています。
2025年9月
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