日立キャピタル(株)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施-5年連続で最高ランクの格付を取得-

 株式会社日本政策投資銀行(代表取締役社長:柳正憲、以下「DBJ」という。)は、日立キャピタル株式会社(本社:東京都港区、執行役社長兼CEO:川部誠治、以下「当社」という。)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施しました。

 「DBJ環境格付」融資は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化、優れた企業を選定し、得点に応じて融資条件を設定するという、世界で初めての融資メニューです。

 当社は、単なるファイナンスにとどまらず、新しい価値を創造し提供し続ける「社会価値創造企業」として、「2016~2018年度 中期経営計画」の着実な実行に向け、社会インフラや環境・エネルギー案件等に力を入れています。本件は、DBJと当社の業務協力協定に基づく取り組みの一環として、当社が注力する環境・エネルギー分野における活用を資金使途として融資を実施したものです。

 今回の格付では、以下の点を高く評価しました。
(1)国内外のグループ拠点を含めた環境パフォーマンスデータの集計し、温室効果ガス排出量の削減に係る超長期目標を設定するなど、グローバル視点でのEMS体制強化を推進している点
(2)「2016年度~2018年度 中期経営計画」において、環境・エネルギー事業を通じた環境負荷削減を成長分野に位置づけ、風力や太陽光の再生可能エネルギーの機器リースや発電事業、ESCO事業へのファイナンスサポート等多様なニーズに応じたソリューションの提供により、低炭素社会の実現に貢献している点
(3)上記を支える人的資本への取り組みとして、専門知識の向上やグローバル人財の育成に注力するほか、新たに働き方改革「SKY プロジェクト」を始動するなど、経営基盤強化に向けた積極投資を行っている点

 その結果、当社は、「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という最高ランクの格付を5年連続で取得しました。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、環境配慮型経営に向けたお客様の取り組みを積極的に支援してまいります。


【お問い合わせ先】
   企業金融第2部 電話番号 03-3244-1660

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