みやぎ地域価値協創投資事業有限責任組合による
仙台reborn(株)との融資契約締結について
~震災復興を象徴する複合観光施設建設を支援~

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)および株式会社七十七銀行(以下「七十七銀行」という。)が共同出資する「みやぎ地域価値協創投資事業有限責任組合」(以下「当ファンド」という。)は、仙台reborn株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:深松努、以下「当社」という。)との間で融資契約を締結しました。

 当ファンドは、2018年9月にDBJと七十七銀行にて、地域の持続的な経済発展に向けた成長資金等を供給することを目的として設立されました。

 当社は、(株)深松組(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:深松努)、(株)アクアイグニス(本社:東京都中央区、代表取締役:立花哲也)および(株)福田商会(本社:宮城県仙台市、代表取締役:福田喬)が仙台市東部沿岸部の集団移転跡地の利活用事業を手掛ける会社として、2019年8月に設立されました。

 当社は、東日本大震災により被害を受けた仙台市若林区藤塚地区における復興に向けたプロジェクトのひとつとして、2022年4月に癒しと食の複合施設「アクアイグニス仙台」をオープンする予定です。
 当施設は、「藤塚の文化・自然環境を五感で味わいつくす、ネイチャーゾーンの中核施設」をキーワードに、天然温泉による癒しの空間や世界的に著名な料理人による上質な食空間を提供します。また、地域への貢献として、地元食材を扱ったマルシェや施設内での料理体験、四季折々のイベントおよび地元発の名産品開発等を行う予定です。
 本件融資は、当施設の建設資金として、当ファンドが七十七銀行をアレンジャーとするシンジケートローンとともに協調し、支援するものです。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、今後とも地域経済の活性化、競争力強化に向けた地域のお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。

【当ファンドの概要】

(1)名称 : みやぎ地域価値協創投資事業有限責任組合
(2)規模 : 30億円
(3)設立 : 2018年9月28日
(4)出資者 : 無限責任組合員(GP):DBJ地域投資(株)
有限責任組合員(LP):DBJ、七十七銀行
(5)期間 : 投資期間5年間、存続期間12年間


【当ファンドのスキーム図】

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【お問い合わせ先】
   東北支店 業務第一課ファンド業務グループ 電話番号 022-227-8183

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