「日本の考古遺跡における考古学観光(Archaeological tourism)の可能性」を発行

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、このたび「日本の考古遺跡における考古学観光(Archaeological tourism)の可能性~インバウンド富裕層の誘客に向けた施策提言と奈良県・明日香村の事例~」と題した調査レポートを発行しました。

 海外では、考古遺跡を観光に活用した「考古学観光(Archaeological tourism)」を通じて国外から集客に成功している観光地が多く見られる一方で、日本の考古遺跡を訪れるインバウンド客は多くありません。考古学観光は、観光収入が遺跡の維持保全費用の原資となるとともに、遺跡の認知度の向上によって保全への機運が高まることなどから、遺跡保全と観光振興を両立し得るサステナブルな観光として注目されています。

 当レポートは、海外の成功事例調査や海外考古学ツアー会社へのヒアリングなどを踏まえ、考古遺跡を訪れる旅行者の特徴や受け入れ側に求められる条件を整理し、日本におけるインバウンド向け考古学観光の振興に向けて必要となる体制整備や観光施策について提言を行うものです。

 当レポートの詳細は、DBJ ウェブサイト「調査研究レポート」に掲載していますので、ご参照ください。

 DBJ は、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、今後とも地域に役立つ情報発信を積極的に行ってまいります。




【お問い合わせ先】
関西支店 企画調査課 電話番号 06-4706-6455

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