株式会社日本政策投資銀行
株式会社価値総合研究所
株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、このたび、株式会社価値総合研究所と共同で、「九州における半導体産業とその未来」と題した調査レポートを発行しました。
当レポートでは、経済安全保障の観点から注目度が高まっている「半導体産業」について、熊本県へ進出する世界的な大規模半導体メーカーの影響が地域関連産業にどのようなインパクトをもたらすのか、文献調査やアンケート調査を通じ分析を行いました。
半導体産業は、AI・IoT等への利用を中心に中長期的に大きな需要が見込まれています。我が国においては先端半導体関連企業の進出が与える影響を最大化する必要があり、幅広い技術分野、関連産業の裾野に対して、設備投資や新企業誘致、人材育成等の取り組みを推進していくことが望まれます。
九州は、かつてシリコンアイランドと呼ばれ、半導体産業の歴史的土壌があり、当産業に関わる研究機関、大学、企業、インフラ等が集積しています。熊本への半導体メーカー進出を契機に、九州域内では半導関連産業の投資が活発化し、地域の研究機関や大学を中心とした人材育成の試みや公的支援の拡充等、シリコンアイランド再興の機運が高まってきました。
こうした機運の中、域内産業支援の一助とするべく産業連関表のデータを用いて分析し、九州の半導体産業への影響、支援在り方について考察を行いました。
当レポートの詳細は、DBJウェブサイト「調査研究レポート」に掲載していますので、ご参照ください。
DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、今後とも地域に役立つ情報発信を積極的に行ってまいります。
【お問い合わせ先】
株式会社日本政策投資銀行 九州支店 企画調査課 電話番号 092-741-7737
株式会社価値総合研究所 事業開発部 電話番号 03-5205-7902