株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、「【東海地方版】DBJ・JTBF アジア・欧米豪 訪日外国人旅行者の意向調査 2024年度版 ~コロナ収束後に東海地方を訪れたインバウンドの特徴と課題~」を発行しました。
DBJは、拡大の続くインバウンド市場において、自治体や事業者が具体施策を検討する際の基礎データとなることを目的に、2012年より毎年、アジア・欧米豪12地域の海外旅行経験者を対象としたアンケート調査を実施しており、今回調査は2024年7月8日~7月18日に実施しました。
当レポートは、その中から「直近の日本旅行で確実に東海地方を訪れたインバウンド」217名を抽出し、東海4県(愛知、岐阜、三重、静岡)毎に、インバウンドの行動について分析しました。また、217名から、コロナ収束後に東海地方を訪れた101名を抽出し、消費等に関する特徴やコロナ収束後の変化も分析しました。
分析の結果、コロナ後の東海地方におけるインバウンド観光の課題として、①域内周遊の活性化、②発地構成が変化したことに対応した消費単価の向上、③質の高い域内消費の実現及び持続、が挙げられました。DBJ東海支店は、東海地方を訪問するインバウンドに関し、コロナ後における消費行動の変化等について更に調査を継続する予定です。
当レポートの詳細は、DBJウェブサイト「調査研究レポート」に掲載していますので、ご参照ください。
DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、今後とも地域に役立つ情報発信を積極的に行ってまいります。
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東海支店 企画調査課 電話番号 052-589-6893