『道産酒』における高付加価値化の方向性」を発行
~地域コンテンツとしてのお酒が引き出す北海道の価値~

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、このたび「『道産酒』における高付加価値化の方向性~地域コンテンツとしてのお酒が引き出す北海道の価値~」と題した調査レポートを発行しました。

 健康志向の高まりや嗜好の多様化を背景に国内の酒類消費量が減少する中、近年、北海道ではお酒造りを行う事業者が増加していますが、今後も地域の産業として持続的に成長するためには、ブランド化とクラスター化を図ることが重要です。

 DBJでは、北海道で造られるお酒を「道産酒」と定義し、そのなかでも少量生産で個性的な「クラフト」なお酒の特徴を比較することで、道産酒の高付加価値化に向けた方策について調査を行いました。

 当レポートでは、お酒を「地域のコンテンツ」として捉え、その価値を「地域性」と「コミュニティ性」という二つの要素に分解することで、それぞれのお酒の特徴をマッピングしました。その上で、「道産酒」に共通する普遍的な価値を「北海道テロワール」と称し、これを活かしたそれぞれのお酒のブランド化やクラスター化の方向性について提言を行っています。

 また、別添では道内外のお酒造りに関する各種取組事例を紹介しながら、道産酒の高付加価値化に向けた示唆について考察しています。

 当レポートの詳細は、DBJ ウェブサイト「調査研究レポート」に掲載していますので、ご参照ください。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、今後とも地域に役立つ情報発信を積極的に行ってまいります。



【お問い合わせ先】
北海道支店 企画調査課 電話番号 011-241-4117

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