Incubate Fund VI, L.P.への出資契約締結について

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、インキュベイトファンド株式会社(以下「当社」という。)が運営するIncubate Fund VI, L.P.(以下「当ファンド」という。)に対する出資契約を締結しました。

 当社は、2010年の設立より、一貫して創業初期のスタートアップへの投資を実行し、関連ファンドも含め800社以上のスタートアップへ投資活動を行うなど、創業前後のシードステージに特化したベンチャーキャピタルとして国内最大規模の実績と起業家支援の知見を有しています。

 当ファンドは、当社が運営するシードステージに特化した第6号のファンドであり、Japan to Global、Green Innovation、National Security Tech、Large Domestic Digital/AI Transformationの4つを重点投資領域として、現在に至るまでに確立した投資スタイルで、シードステージのスタートアップへの投資を行っております。当ファンドは、国内外機関投資家及び金融機関を中心に組成されております。

 DBJは、本件が、当ファンドによる投資を契機として投資先企業が当社のリソースを活用した経営革新を実現することにより、国内企業の競争力強化やスタートアップエコシステムの活性化に寄与するものとして、DBJの「特定投資業務(注1)」の一環である「DBJスタートアップ・イノベーションファンド(注2)」を活用し投資を実施します。

 DBJは、今後とも「特定投資業務」を通じた成長資金に係る市場の発展や地域経済の活性化、競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。

 (注1)民間による成長資金の供給の促進並びに地域経済の活性化及びわが国企業の競争力の強化を図るため、国からの一部出資(産投出資)を活用して、成長資金を時限的・集中的に供給する業務です。

 (注2)「特定投資業務」において、スタートアップの創出・育成、イノベーションエコシステムの構築等に向けた取り組みを推進するため設置した重点投資分野です。



【お問い合わせ先】
企業投資第2部  電話番号 03-3244-1140

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