「愛媛県養殖業の発展に向けた新たなフードチェーン構築に関する調査報告書」を発行

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、「愛媛県養殖業の発展に向けた新たなフードチェーン構築に関する調査報告書」と題した調査レポートを発行しました。

 当レポートは、2025年4月に発表した「養殖業の新たなフードチェーン構築に向けた基礎調査~愛媛県のマダイ養殖を例に~」の第2弾として、対象をブリ養殖へも広げ、愛媛県養殖業全体の在り方、成長の方向性を検討することを目的としています。
 統計データの分析、事業者・行政・研究機関等へのヒアリング、米国市場を中心とした海外現地調査などを踏まえ、フードチェーン再構築の方向性、輸出拡大の可能性、サステナビリティ認証取得の動きなど、多角的な観点から愛媛県養殖業の発展に向けた提言を示しています。
 レポート要旨は以下の通りです。

 1. 世界的に水産物需要が拡大する一方、日本の養殖業は停滞し、生産コスト上昇や環境リスクなど、構造的な課題が顕在化している。
 2. 国内を代表するブリ・マダイで愛媛県は主要産地だが、生産体制の弱体化とコスト高が収益を圧迫しており、小規模経営体の減少が深刻化。
 3. 海外での水産物需要は増加の一途。特に米国で日本産ブリ・マダイの需要が高まる一方、本格的な市場拡大には依然として障壁が残っている。
 4. 成長には養殖経営の高度化・安定化、国内需要の掘り起こしに加え、輸出拡大に向けた体制整備が必須で、地域一体となったフードチェーンの再構築が鍵となる。
 5. 愛媛県の養殖業の発展に向けて、関係者があるべき姿の検討・議論を重ね、将来ビジョンを共有しながら次の一手へと繋げていくことが求められる。

 当レポートの詳細は、DBJウェブサイト「調査研究レポート」に掲載していますのでご参照ください。

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