NITTOKU(株)との共同による(株)片岡製作所の事業を譲受する新会社への出資について
-京都のニッチトップ企業の事業再生をサポート-

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、民事再生手続中にある株式会社片岡製作所(本社:京都市南区、以下「片岡製作所」という。)のレーザ加工システム事業について、吸収分割により譲受する目的で設立される予定の新設会社(以下、「新会社」という。)が発行する優先株式の引受を通じ、出資する方針について決定しました。DBJは、本日付で片岡製作所とレーザ加工システム事業の譲受に関するスポンサー契約を締結したNITTOKU株式会社(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役:笹澤純人、以下「NITTOKU」という。)と共に、事業再生に取り組む予定です。

 片岡製作所はこれまでレーザ加工機、二次電池検査装置、産業機器等の製造販売を行ってきました。最近では政府がGX(グリーントランスフォーメーション)実現に向けた重要技術に位置付けるペロブスカイト太陽電池の製造工程に使用されるレーザパターニング装置の開発・製造に携わるなど、固有のレーザ技術に特に強みを有しています。

 NITTOKUはコイル巻線機等のFA機器の製造販売を手掛けるグローバルニッチトップ企業です。オンリーワン製品(客先専用機)のみならずデファクトスタンダード製品(業界標準機)の開発にも注力し、その1つであるロール・ツー・ロール設備では、ペロブスカイト太陽電池向けを含む様々な分野での収益拡大を企図しています。NITTOKUは片岡製作所と長きにわたる取引歴があり、且つ同社との技術的親和性も高いことから、本件取組を通じて両社技術を結集し、グループ全体の更なる成長に取り組んでいく方針です。

 DBJは、本件取組が片岡製作所のレーザ加工システム事業の継続的発展およびNITTOKUの競争力強化に資することから、新会社に対して、優先株式引受による出資を行う方針を決定しました。今後、本年4月に新会社による事業譲受を完了させる予定です。DBJは、資金面のみならず事業再生の実務面も含めて、本件取組を最大限サポートして参ります。

 DBJは、企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、今後とも投融資業務を通じた成長資金に係る市場の発展や競争力強化に向けたお客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。



【お問い合わせ先】
関西支店 企画調査課 電話番号 06-4706-6455

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