デリカフーズホールディングス(株)との資本業務提携並びに転換社債型新株予約権付社債及び新株予約権の引受について

 株式会社日本政策投資銀行(以下「DBJ」という。)は、デリカフーズホールディングス株式会社(本社:東京都足立区、代表取締役社長:大崎善保、以下「当社」という。)との間で、2026年5月13日付で「資本業務提携契約」を締結するとともに、当社が新規発行する転換社債型新株予約権付社債及び新株予約権を引き受けることを決定いたしました。

 当社は、主に外食産業・中食産業向けに青果物(丸野菜・カット野菜)を供給する国内最大手の業務用青果物卸売事業者です。2010年以降、加工・物流拠点整備を進め、全国にコールドチェーン網を構築し、業務用青果物流通において重要なインフラとしての役割を担ってきました。
 近年、わが国農業は、担い手の減少、気候変動の激化といった構造的な課題に直面しています。一方で、食品の生産・流通・提供を担う幅広い分野において、人手不足の進行を背景に、調理・下処理工程の外部化や効率化ニーズが高まる中、当社の扱うカット野菜をはじめとする加工青果物の需要は拡大傾向にあります。これに伴い、青果物の調達・加工・物流を統合的に担う役割の重要性が一層高まっています。
 こうした環境の下、当社は、全国に展開する加工・物流拠点と自社主導で構築してきたコールドチェーン網を基盤として、加工・物流拠点の高度化や集約、長期保存技術の開発、物流機能の外部提供、パートナーとの協業による就農支援プラットフォームの構築などを進め、業務用青果物サプライチェーン全体の変革・高度化を推進しています。

 本件は、当社のこうした中長期的な成長戦略及び国内農業の持続可能性向上に資する取り組みに対し、DBJが資金面及び経営面の両面からサポートを行うものです。
 DBJは、当社の加工・物流拠点の高度化等に向けた成長資金を提供することに加え、当社の更なる企業価値向上を目指し、以下の分野を中心にサポートを行います。

(1) 資金調達の多様化:
健全な財務体質を維持しながら継続的に成長投資を行うための資金調達手段の検討・実行支援
(2) 中長期成長戦略の検討・実行:
第6次中期経営計画の検討・開示支援、戦略的なM&A・アライアンスの検討・実行支援
(3) 青果物サプライチェーンの強靭化:
青果物サプライチェーンの合理化、就農支援プラットフォームの構築等による持続可能な国内農業モデルの確立に向けた支援
(4) 経営の高度化・効率化:
デジタル化・DX化等を活用した経営の高度化及び効率化に向けた支援

 DBJは、今後とも企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客様及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、お客様の取り組みを積極的にサポートしてまいります。


【お問い合わせ先】
企業投資第2部 電話番号 03-3244-1140
企業金融第3部 電話番号 03-3244-1990

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