No.174 ケーブルテレビ事業における今後の展開

 ケーブルテレビ事業者はこれまで通信および放送の普及拡大に貢献しつつ事業規模を拡大してきました。しかし、近年、市場拡大の牽引役には通信事業者が台頭し、急速な普及拡大を見せるモバイルブロードバンド・端末に加え、新しい視聴プラットフォームの予兆も見られます。本稿では、日本政策投資銀行が作成している「ケーブルテレビ事業の現状」を踏まえ、情報通信業における各レイヤの新しい動きに対するケーブルテレビ事業の展開可能性について考察します。

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