経済・産業動向においては、ウクライナ危機や世界的にはオミクロン株の感染の影響が残る中で、インフレや供給制約などの観点からの動向を点検しました。日本経済は1~3月期GDPは前期から減少しましたが、消費を中心に改めて回復しています。海外経済は、米国で消費を中心に回復が続く一方、欧州はウクライナ危機により回復が弱まりました。中国は感染拡大により景気が一段と減速しています。
産業動向では、製造業において、世界的に続く半導体不足の影響から自動車の減産が継続しており、減少トレンドにあること、非製造業については感染状況の改善を受け、持ち直しつつあることを確認しました。
トピックスとしては、「経済安全保障を見据えた在庫戦略~半導体サプライチェーンのチョークポイント分析~」、「歴史的な円安をどうみるか」及び「濃淡がみられる新興国の資源インフレ」の3本を取り上げました。
6月号 コンテンツ概要 | |
---|---|
|
|