No.372 米住宅を起点とする金融危機の再来はあるか

コロナ禍で過熱する米国の住宅市場は、FRBが利上げを急ぐ中、調整の動きがみられます。本稿では、米国の住宅市場、家計債務や金融関連商品の状況を確認したうえで、信用の低いサブプライム層向けローンの不良債権化をきっかけにバブルが崩壊し、世界的な金融危機(リーマン危機)に至った2000年代半ばとの差異を分析し、住宅を起点とする危機再来の可能性を検証しました。

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