No.386 40年ぶりの日本のインフレはどうなるか

 日本の消費者物価は、第二次オイルショック以来40年ぶりの上昇率となり、今後のインフレの見方の不確実性は高まっています。日本は長期にわたってデフレ環境が続いたこともあり、今回の物価上昇を一時的とみる向きもありますが、価格転嫁の進展など、これまでと違う動きもみられます。本稿では、物価の見通しに加え、価格転嫁やインフレ期待など物価認識の変化、賃金の物価への波及など、インフレを高める論点について考察しました。

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