No.388 2023年春闘は持続的な賃金上昇につながるか

 今春の賃上げは、インフレ率が40年ぶりの高い伸びとなったことを受けて、連合が賃上げ要求の水準を引き上げたほか、大企業では高めの賃上げが相次ぐなど、これまでと違う動きがみられます。本稿では、今回の春闘が過去と異なる点を整理し、賃上げ機運が高まっていることを確認した上で、今後、持続的に賃金が上昇するかどうか、構造的な論点から考察しました。

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