No.395 コロナ禍で米国の労働力はどこに消えたのか

コロナ禍の米労働市場では、感染影響の縮小による経済活動の正常化や財政支援・金融支援により需要が急回復する中で人手不足が強まり、賃金インフレが進行、これがインフレ高進の一因となりました。労働力不足は需給両面から生じましたが、本稿では、コロナ禍でより顕著だったとされる供給制約の観点から整理を行います。また、各要因が構造的か一時的かを踏まえ、今後の見通しを考察します。

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