日本経済は、財消費に減速がみられますが、サービス消費など内需を中心にコロナ禍からの回復が続いています。海外経済は、米国は利上げで減速が見込まれますが、消費を中心に堅調が続いています。欧州はガス不足の緩和やインフレ率の低下などで緩やかに回復していますが、中国はゼロコロナ政策撤廃後の内需の持ち直しが弱いほか外需も低迷しています。
産業面では、製造業においては化学や工作機械が低迷していますが、鉄鋼や自動車での持ち直しの動きが継続しています。非製造業については人出の増加や値上げにより、小売や外食、旅行・ホテルなどで売上の回復が進んでいます。
トピックスとしては、「回復するインバウンドと需給のひっ迫懸念」を取り上げました。
10月号 コンテンツ概要 | |
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