日本経済は、2023年7~9月期(2次速報)に設備投資が2期連続マイナスになるなど足踏みがみられますが、サービス消費を中心に回復が続いています。海外経済は、米国は消費を中心に堅調が続いていますが、一部で利上げなどによる経済減速の指摘もみられます。欧州は生産や小売に弱さがみられ、回復が足踏みしています。中国は消費に持ち直しの動きがみられますが、景況感が力強さを欠くなど先行きへの慎重な見方が続いています。
産業面では、今月は製造業を取り上げました。石油化学や工作機械は弱い動きが続きましたが、電機・半導体は調整が続くものの、持ち直しの兆しがみられます。また、部品不足の解消により、自動車や鉄鋼は持ち直しの動きが継続しています。
トピックスとしては、「物価目標はなぜ2%なのか」を取り上げました。
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