No.417 「段取り」から始まる物流脱炭素への道~2024年問題のその先へ~

 世界各国で脱炭素に向けた取り組みが進む中、日本の物流業界でもCO₂の削減が意識され始めています。CO₂多排出産業である物流業界の排出量削減は、日本全体の脱炭素化にも大きなインパクトを与えます。一方で、物流業界は産業構造が複雑であるため、非効率の改善が思うように進んでいません。さらに、2024年問題による輸送能力の不足も懸念されています。
 本稿では、持続可能な業界構造に変革する必要に迫られている物流業界が足元の課題に対応しながら、2050年CNを達成するための「段取り」について考察しました。

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