最近の経済動向2025年6月

 日本経済は、2025年1~3月期実質GDPが前期比年率0.7%減と4期ぶりのマイナス成長となりました。消費が力強さを欠いたほか外需が縮小しました。日本経済は、一部に弱い動きもみられるものの、緩やかな回復の動きとなっています。
 海外経済は、米国は労働市場が堅調を維持し、底堅い成長が続いています。欧州はインフレ鈍化などにより、緩やかに回復しています。中国は政策支援などを受け、持ち直しの兆しがみられます。今後は日本経済、海外経済とも関税政策の影響などで減速することが見込まれます。