日本経済は、2023年10~12月期(2次速報)がプラス成長となりましたが、消費が3期連続のマイナスとなるなど内需を中心に回復に足踏みがみられます。海外経済は、米国は消費を中心に堅調が続いていますが、欧州は物価高騰が続く中で消費などが弱く回復が足踏みしています。中国は小売や生産が緩やかに回復していますが、不動産市場の調整などで持ち直しが鈍い状況が続いています。
産業面では、今月は非製造業を取り上げました。人出の増加や値上げにより、外食やインバウンドは継続してコロナ前の水準を回復しています。また、不動産では賃料上昇が見られました。一方で、回復が進んでいた小売では家計の節約志向により弱含みが見られ、電力は節電影響により減少となりました。
トピックスとしては、「企業との対話にみる日本企業の課題 2024 ~設備投資・GX・DX・イノベーション・人への投資~」、「米大統領選と「もしトラ」のインパクト」、「「強欲インフレ」にみる賃上げへの期待」、「テキスト分析を用いた米景気後退確率の検討」を取り上げました。
4月号 コンテンツ概要 | |
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