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INTERVIEW

DBJの人と仕事

チャレンジ精神を
発揮できるカルチャーの中で、
業務プロセス改善の大役を担う。

MAYUKO TORIYAMA

鳥山 真悠子

業務企画部 副調査役
2010年入行

業務職|投資|コーポレート

CAREER STEP
  • 1年目~

    ストラクチャードファイナンス部

    国内PFI案件のモニタリング、プロジェクトファイナンス案件の市場調査等を担当。

  • 4年目~

    企業投資第2部

    投資案件のオペレーション全般や、案件の実績集計、モニタリング等に従事。

  • 9年目~

    業務企画部

    DBJ全体の投融資事務手続きの統括として、投融資業務の品質向上のための企画、業務マニュアルの策定・管理等を担う。

投融資オペレーションの現場から、
オペレーションを統括する部署へ。

―― これまでのキャリアについて教えてください。

入行後の3年間はストラクチャードファイナンス部に所属し、主に公共施設のPFI案件を担当していました。地域の人々の暮らしを支えて潤いをもたらす公共施設について、時に難しい判断をすることも求められました。自分の下そうとしている判断は事業者や地域の人々にどんな影響を及ぼすのかと考え抜く中で、物事を突き詰めて思考することの大切さを学びました。その後、企業投資第2部に異動し、主にPCD(Process Control Desk)として非上場企業やベンチャーファンドへの投資といった各種投資案件のオペレーションを担当しました。そこでは、投資業務を行うために必要となる金融商品取引法を学び、契約締結手続きから出納・決算や案件の期中管理に至るまでの一連の業務に携わりました。この業務は案件ごとに投資形態や条件が異なる非常に複雑なもので、1つの入力ミスでも取引先に多大なご迷惑をかけてしまう影響力の大きな仕事でしたので、常に緊張感を持って正確な仕事を心掛けていました。当時の印象的な出来事として、担当していた投資先の上場があります。証券取引所でのセレモニーを見学する機会をいただいたのですが、DBJからの投資に関わった一人として、多少なりとも取引先が成長するためのお役に立つことができたこと、そして、何より上場を喜ぶ投資先企業の皆さんの姿を拝見できたことは、本当に感慨深い経験でした。
※PFI(Private Finance Initiative):民間の資金・事業ノウハウを活用して公共施設等の建設・維持管理等を行う手法

―― 現在の業務企画部プロセスグループでの仕事内容は?

DBJ内における投融資業務の品質を向上させるための企画・促進や、業務マニュアルの策定・管理、業務手続きに関する各部店からの問い合わせ対応などを担当しています。たとえば、DBJの基幹業務システムの再構築に際しては、どのように手続きを変更すれば現場が混乱することなく作業を進められるかを検討し、そのルール構築とマニュアルの整備を行いました。そして現在は、各部店の声を吸い上げながら既存の業務全般について見直しを図っているところです。デジタル技術の進展に伴って、業務効率化を促進するためのITツールの開発・導入や、単純作業を自動化するためのロボット導入プロジェクトも進めていて、私たちプロセスグループが担う役割は、年々大きくなっていると感じます。

画像:鳥山 真悠子

PCDのスキル向上を
後押しするために。

―― 業務知識習得のための研修とは?

プロセスグループでは業務改善以外の取り組みとして、様々な業務に必要となる知識習得のための研修も企画しています。そのうち、PCDや投融資業務を初めて担当する職員を対象とした「投融資実務研修」では、近年の“DBJ全体として投資案件の取り組みを強化していく”という方針を踏まえて、投資業務に関する科目については、今までの概論的な講義に加えて、より実践的な研修科目を強化していくことにしました。その研修で、私はシステムを利用した投資案件の管理方法などについて講義を担当したのですが、それがちょうど入行10年目にあたる節目の年でした。本支店を含めた銀行全体の研修の場で、自分がこれまで培ってきたノウハウの集大成ともいえるものをPCDの皆さんに提供できたことに、とても大きなやりがいを感じました。近年のDBJではあらゆる営業部店で投資案件の取り扱いが大きく増加しています。投資事務は融資とは違う専門性が求められる業務ですから、これからも業務職の知識習得やスキルアップに貢献できるよう、研修や後輩指導の場を通じてナレッジの提供に挑んでいきたいと思っています。

―― 仕事の充実感は?

振り返れば、私は入行以来、様々なチャレンジの機会を与えられてきたと感じています。現在の仕事も、DBJ全体の業務品質を向上させるための仕事というチャレンジングなものです。また、企業投資第2部にいた頃は、PCDと顧客対応業務(フロント業務)を兼務して投資戦略の検討を担当したり、海外の取引先との交渉に加わって、投資の最前線での経験もできました。私の意欲を受け止めてくれるDBJで、これからも長く前向きに仕事に取り組んでいきたいと考えています。

画像:鳥山 真悠子