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INTERVIEW

DBJの人と仕事

働きやすい職場づくりを通して、
会社の基盤を支えたい。

YUKIKO MASUDA

増田 友起子

DBJ証券(株)出向
経営企画部 ※取材当時
2017年入行

業務職|コーポレート

CAREER STEP
  • 1年目~

    情報企画部

    社内の各種システム運用業務に携わる。
    業務システムの再構築プロジェクトにも
    参加。

  • 4年目~

    DBJ証券(株)出向
    業務部

    証券決済・SPC(特別目的会社)管理業務を担う。

  • 5年目~

    DBJ証券(株)出向
    経営企画部

    経理・人事・経営・IT等のコーポレート部門全般を担当。

自分の人生に意味を感じられる働き方を追求し、就職活動では社会貢献を強く意識。DBJならばその想いを実現できると考え入行を決めた。趣味は水族館巡りで、お気に入りは沖縄美ら海水族館。休日は、ジンベイザメやマンタがのびのびと泳ぐ姿を見て癒されている。

画像:増田 友起子

グループ会社に出向し、
コーポレート業務全般を一手に担う。

―― 現在の仕事内容について教えてください。

現在は、DBJのグループ会社であるDBJ証券に出向し、経営企画部で経理・人事・経営・IT等、コーポレートの業務全般を担当しています。DBJ証券とは、その名の通りDBJグループの投融資一体型ビジネスをサポートする証券機能の担い手として、発行体と投資家の架け橋となる組織です。中でもコーポレート業務は、そうしたフロント業務が円滑に回るよう、会社の基盤を支える仕事、とイメージしてもらえると分かりやすいでしょうか。

―― そこで、ご自身はどのような業務を担当しているのですか?

経理業務では、出納管理から税務・決算業務までの全般を一気通貫で担当し、人事業務では労務管理を中心に担っています。経営面では、取締役会の事務局として議事録の作成などを行っていますが、これは比較的若い年次ながら経営者視点の考え方を勉強できる非常に貴重な機会だと感じます。IT関連業務では、前の所属先であるDBJの情報企画部で得た知見を活かし、IT機器導入などハード面から働く環境の向上に努めています。これらの業務においては、税理士、社労士、SEなどの専門家とコミュニケーションを取って進めていくので、相応の知識が求められますが、それが難しくもあり、やりがいにもつながっています。業務内容が多岐にわたる分、会社の全体感を学べるところが面白いですね。

―― 出向はどういった経緯で?

入行から3年目まで在籍していた情報企画部では、社内の多様なシステム管理を通じて、投融資の流れを俯瞰的に学ぶことができる点に魅力を感じていました。人事面談で今後のキャリアパスを相談する際、今度は会社全体の流れを把握できるような業務を経験してみたいと伝えていたところ、希望が叶った形です。加えて、DBJ本体であれば、コーポレート部門は経理部、人事部などと業務がそれぞれ独立しているのに対し、DBJ証券では経営企画部一つでこれらすべてを担うので、当初想定していた以上に会社全体を把握することができています。業務職の出向は、これまで多くはなかったため予想外でしたが、挑戦を後押しする風土や、業務職の仕事の幅広さを実感しましたね。

外に出て改めて実感する
DBJの自由闊達なカルチャー

―― 現在の業務の中で、印象に残っていることがあれば教えてください。

DBJグループ全体としての足並みを揃えるべく、導入サービスやシステムをグループ内で統一する動きがあり、その中で給与に関する業務委託先を変更する一大プロジェクトを遂行した経験です。たまたま、関わっていたメンバーが全員異動するタイミングで担当を任されることとなりました。専門知識や経験に乏しい中で、新しい業務フローを構築することは容易ではありませんでしたが、給与関係のセミナー資料を復習して基礎知識を養ったり、昨年までのフローと比較したりして、法令を遵守できているか、運用面で問題はないかなど細やかに確認し、改善提案できるよう努めました。無事にプロジェクトを完遂した際には達成感がありましたね。結果的にこの分野に関する深い理解と知見も得られ、私にとって大きな収穫でした。

―― 過去の経験からいまの業務に活きていることはありますか?

情報企画部でも、投融資に直結する重要なシステムを一新するプロジェクトに関わっていました。ここで身につけた、期日を踏まえて優先順位を設定する、疑問点を洗い出して整理する、分からないところは専門家などの適切な方に教えを請う、といったプロジェクトを進めるうえでの基本姿勢が活かせたと思います。特に、専門家に質問する時は、知識レベルの差を少しでも埋めるため、まずは自分でできる情報収集に努め、疑問点を整理し解決方法を検討したうえでプロの視点からアドバイスをもらうといった意識づけもこの時になされました。

―― 出向経験を経て学んだことは何ですか?

DBJ証券には、私のようなDBJ本体からの出向者のほかに、証券分野の専門性を持ってキャリア入社した方やグループ外の企業からの出向者など、いろいろなバックグラウンドを持つ方がいらっしゃいます。興味深いのは、異なる価値観を持っているメンバーが同じ目標に向かって仕事をしているからこそ、見えてくる企業のカラー。例えば、既存の規則に縛られすぎずに、柔軟な発想で最適解を追求するカルチャーはDBJならではなのだなと、外に出て初めて気が付きましたね。

画像:増田 友起子

大切にしていることは
知的好奇心と、コミュニケーション

―― 就職先としてDBJを選択した決め手は?

就職活動を進めるにあたっては「人類の歴史を考えれば自分の人生はほんの一瞬、だからこそ意味のある生き方をしたい」と考えていました。社会に貢献できれば、自分も多少なりとも意味のある人生が送れると思い至り、自分らしい生き方を示してくれるような企業を探し始めました。DBJは、エネルギーや運輸・交通など、日本を支えるインフラ事業に強みを持つことに加え、危機対応業務や特定投資業務などを通じ、攻めと守りの両面から日本の持続的な成長に貢献している。その公益性の高さに魅力を感じました。

―― 働くうえで大切にしている想いを教えてください。

一つは、知的好奇心を持って働くことですね。例えば、問い合わせを受けた際に、より詳しい人に丸投げするのではなく自分で手を動かして調べ考えて対応する。業務に必要な知識を蓄えるためには、一歩一歩地道に積み上げていくしかないという想いから、興味を持って勉強する姿勢を大切にしています。現在の部署では、多種多様な業務を並行してマルチタスクをこなす必要がありますが、各業務の知識の積み重ねが、次に何か起きた時の対応力につながると考えています。もう一つは、チームが働きやすい環境づくりです。一緒に働くメンバーには積極的に話しかけ、コミュニケーションが取りやすくなるよう心がけています。

―― 部や社内の雰囲気はどうですか?

とても良いです。仕事以外の雑談も多く、チームメンバーが休暇を取る際も、自然と助け合いができる環境で。DBJ証券のメンバーは多様なバックグラウンドに加えて年齢層も幅広く、皆さん経験豊富な分、お話をしていると勉強になることが多く、刺激的ですね。

コーポレート業務に精通し、
組織全体を底上げする力になりたい。

画像:増田 友起子

―― 今後挑戦してみたいことは?

チャンスがあればDBJ本店のコーポレート部門で、知識を蓄え専門性を深めてみたいですね。例えば、人事部門での給与関連の業務や、経理部門での主計と税務については、もっと学んでいきたいと考えています。また、これまで複数部店を経験したからこその多角的な視点から改善点を洗い出し、より円滑に業務を遂行できるような施策を企画・実行し、縁の下の力持ちとして職員の働きやすさ向上に寄与したいと考えています。

―― それはどうしてでしょうか?

私はこれまで、様々な方と関わって働いてきたことから、いろいろな立場の意見を考慮し物事を考える意識が醸成されてきたと思います。業務職は自分の創意工夫次第で、いくらでも組織の底上げを図っていけるポジションです。これまで培った知見をフル活用しながら全体最適を考えて提案し、DBJの、ひいては日本社会の成長に多少なりとも貢献できる存在になれたらと思います。