#ミドルバック業務


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1年目〜
企業金融第3部
商社、小売・食品、物流、リース業界のお客様への投融資にかかるミドルバック業務全般を担う。
ミドルバック業務とは?
入行後、最初に担当したのはファイナンス業務の基本となる企業向け融資案件でした。契約書の作成、契約内容のシステム入力、入出金管理といった、融資に関する一連のミドルバック業務を学びました。こうして基本業務に慣れたところで、複数の金融機関が協調して融資実行するシンジケートローンも担当するようになりました。同じ金融機関というカテゴリーでも、各行で考え方や求められるルールは意外と異なるものです。融資実行に際しては、各行が協調する以上、当然ながら単独で行う融資よりも必要手続きも多くなります。お客様や他の金融機関の意向も踏まえたスケジュールや手続きへの柔軟な対応が求められ、複数の関係者と共に案件を進める難しさを感じました。また、私が担当したシンジケートローンの多くが不動産流動化案件であり、100ページを超える融資契約書が示すように、複雑なファイナンスストラクチャー・契約条件で構成されます。そうしたストラクチャーを担保するために、通常の企業向け融資とは異なる不動産登記等の必要手続きも発生します。このように高い専門性が問われる分野ですが、先輩からの指導や過去の類似案件に加え、充実した行内研修も活用しながら、幅広く深く知識を習得することができました。
このほか、2年目からは投資案件も担当しています。契約書の作成、システム入力など一連の業務フローは融資案件と一見似ているものの、契約書の構成・内容や利用するシステムは異なる上、さらに株主としての法的責任など特有の論点もあり、実際は似て非なるものです。その後は、ファンド出資など投資案件の経験値も積んでいます。DBJ業務職にボーダーはありません。自分次第で業務領域が拡大できるため、私も定期的に実施される上司とのキャリア面談においては、「これまで経験したことのない種類の案件を担当したい」と伝えるようにしています。


正確かつスピード感のある対応。
つい先日、先ほどお話しした物流施設が完成し、チームメンバーと一緒に見学に行きました。実際に自分の目で見た最新鋭の物流施設は、想像以上に機能的かつおしゃれで、施設内にはなんと託児所まで併設されていました。私たちが普段何気なく使っているネットショッピングを支えているのは、その裏側にあるこのような大型物流施設。自分が取り組んでいる業務が、人々の便利な生活に繋がり、社会の役に立っているのだと改めて実感しました。
さらに、見学時にはお客様が施設を案内してくださったのですが、こうした場面では改めて「お客様」の存在をより強く意識することができます。PCD業務という自分の仕事がDBJらしい金融ソリューションの実現を確かに担い、目の前のお客様に少しでも価値を提供できたのだということは喜びであり、やりがいです。


夢のある仕事であることを実感。

